殿日記 ~介護うつ~
元日、母はへこんでいた。
原因は大晦日 深夜の、父の だだっ子化 (#`皿´)
ソファーから布団へ移らない父。
ここで寝ると、風邪や転ぶ心配があるからと気長に対応する母。
そんな時の父は たちが悪い 。
夜中でも大声でごねる。
殿のご乱心💧
朝3時になる頃には、母もヒートアップ。
『お父さんが、
“それだけは止めてくれーっ” て大声だすの。
声だけ聞いた人は勘違いするやろ。
ご近所さんに、虐待してると思われてそう。
“何もしてないのに、そんな事いわないで!‘’
って私も大声で言ったけど 』
母は肩をおとしている。
介護者あるあるだ。
介護うつ・老人虐待など、よく聞く話。
どちらも、一人でしないことが大切。
身近な人のサポート、無理ならプロの手をかりるなど。
介護は、体力と待ってあげる余裕がいる。
こっちの方が大変だ、と思う事もしばしば。
父83歳、母78歳。
老々介護で、なおさら。
介護を必死にやっている最中、
心の中の醜い部分と向き合う事になる。
虐待を肯定する気は全くないが、
もしも…罵声を浴びせてしまったり、
手をあげてしまった、引っ掻いた、
などの人がいても、許してあげてほしい。
一緒に暮らしているだけで愛があるのだ。
父に『お母さんを困らせたら いかんよ』と優しめに言うとキョトンとしていた。
聞いていたお母さん、気が楽になったかなぁ?