殿日記 ~息子、泣く~
殿がトイレに座って30分。さ…寒い ブルブル
便座は温かいが、前の廊下で待ってる私は
まるで極寒の刑💧
出るよう促すが腰痛と、体力の無さでなかなか立てない。
手伝うが、痛む為ひるんでしまい、
中断の繰り返し。
認知症で立とうとしている事を忘れるし💧
『まだ やりゆう!早く立たないかん』
母もやって来て、応援?発破をかける。
中1の息子が来た。『こんな所に居たくない』
泣いている。
父に怒ってるように見えたのか?
急かすのがイヤだったのか?
息子は、歩いて帰ってしまった。
自宅までは徒歩で5分ほど。
母のすすめで、私も追って帰宅。
息子は私の行為に一定の理解を示しつつも、
『あの雰囲気がイヤだった』とマジ泣き。
『もう おじいちゃんちには行かん』と言った
この日は元日。
息子は、今日に至るまで、
殿の城に足を踏み入れていない。
誘っても断わられてしまう。
武士に二言なしの境地。
あれからトイレ前に暖房器具を設置した。
楽に待てるようになった (^^)
実家に帰るのは、
殿の介護と、母の気晴らしのため。
母の体の負担や不安を減らし、
話し相手になって、気楽にいれるように
してあげたい。
もっと時間がほしい。
1人置いて来ている息子も気がかり。
そろそろ、一緒に行ってくれないかなぁ。。。
pixabay : suju