珍道中☆ハイヤーセルフと二人づれ

好きなコトバは『他力本願』 四国在住のアラフィフ。ハイヤーセルフ♪目に見えない存在と共に歩める幸せに どっぷり浸っています。珍道中になるであろう私の体験キロク。見てくださる方の心が軽~くなるような ブログにしたいです♪

認知症の第一人者が認知症になった。後半

( 前半のつづき )
 
自分の生き甲斐が分からなくなったが、
喜びを見つけた。
妻との生活だ。

 

朝起きて、今日は何をするんだっけなー。
今、どこに居るのかな。 ハッキリしない。

 

で、妻が『おはよう・調子はどう・よく眠れた?』
お互いに言葉を交わす。
 
それで『あ 大丈夫なんだな。良かった』徐々に不安が 減っていき、確かさ・自覚が戻ってくる。

 

そうだったのか。心の動きは。
私が出来る事を見つけた ・υ・

 

父は、確認行為が はなはだしい。

 

『こうする?これでえい?』と移動中、
支えとして押さえる所の確認や、
行っている場所など
同じ事を何度も聞く。やり終える迄 。

 

彼と同じで、目的地の場所が不確かで、
ここは何処で、今から何をすればいいのか分からず、心細いのかもしれない。
 
父が不安げな時や、そうでない時でも、
喋りかけ、言葉を交わし、
今のままでOK、不快に思って無いよ と態度で示す。
 
安心したら『コレで間違いない』という
確信が広がり、自信が戻る。

 

また、父は彼より進行してて、全力で聞いてくるが、
たまには うっとうしいと思われる不安から
聞きにくさがあるのかも知れないな…

 

すぐ忘れるから“ 今日の日程 “を書いて置いとく等も
効果ありそう。そして微笑んであげる。

 

嫌な顔をしない。ここ大事 (^^)

 

会話より微笑みを ^ ^ 
どれほど安心するだろう。

 

彼は、認知症になって分からない時はあるが
見える景色は変わらないと言っていた。

 

父も不安を取り除いてあげれば、感覚は元気な頃と大差ないのかもしれない。

 

今 、とても大変な状態の方やご家族は
そんなに甘くないと思うかもしれませんね。

 

私の個人的な見方として、
捉えてもらえたら幸いです。

 

 

妻は『あまりイヤな思い出を作らないようにしたい。あの世で “ のんびり出来て良かったね“ 位 言えるように』と笑顔。

 

彼は『僕の体や心の全ての中に妻がいてくれる。
いつも居る感覚。幸せだと思う』と しみじみ。

 

私は、母の負担軽減に父と離してあげようとしている。
が、母は しんどい時でも、割と一緒にいたがる。
父は、耳が遠いが よく話しかけてもいる。
 
感じてるのかな、父が安心するのを。
母を見つけると父はじっと見つめている。
母親を見つけた子供のように。

 

居ないと不安がる。私では役不足らしい。
ちょっぴりショック (T^T)

 

長谷川先生、おかげで父の内側がみれました。
やれる事も見つかりました。
ありがとうございます  ^ ^
 
認知症感染症患者・貧困・子供・いじめ・障害者やグレーゾーン・外国人。
弱者といわれる人。

 

そんな人の心が軽くなるように、
関わっていくぞー☆


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