殿日記~混乱~
昨日の夕方。母からヘルプの要請。
父が起き上がれず困っているらしい。
帰ると、父が床に寝転がっていた。
ソファーで寝てしまい、床に移動。
そこから起き上がれず困っていた。
介助で上半身を起こす。真横にイスを置き、
そこに座るように伝える。
父が立ち上がるタイミングに合わせ、引っ張り
上げる。
移動完了♪
イスに座った父は、すぐに立ち上がる。
促したら座るが2分と待たず立ってしまう。
父「何をしたらえいのか 分からん!」
声をあらげる。混乱し困っている様子。
認知症は少しづつ進んでいるようだ。
短期記憶が無くなるから、さっき言った
”座っていよう”という出来事も忘れ去っている。
辛いのは本人だ。
何をするんだっけ?分からない。
この行動・言葉は合っているのか?
呆れた目で見られてないだろうか?
自信が無くなり寡黙になる。
これは認知症になった、認知症の第一人者である
長谷川和夫 医師の言葉。
レッツ・サポート!
してほしい行いを、目に見える形にしてあげるの
だ。「夜9時まで、ここで座ります」と、紙に書き
見える所に置いた。
父の立ち上がり行動は止まった。
不安はとれたかな? 落ち着けて良かったね ^ ^
トイレへ誘導。 途中、目的を忘れて寝室に
入ろうとする (写真)